皆さま、あけましておめでとうございます。
桜ライン311代表理事の岡本です。
本日1月4日より桜ライン311事務局も仕事始めとなりました。育児休業中が一人おりますが、全員で新年を迎えることが出来ました。
私たちの設立の契機となった東日本大震災から間もなく12年となります。
自然災害による被害の本質は、人命が失われることで発生する「悲しみ」だと私たちは考えています。形あるものは壊れた箇所を直したり、新しく作りかえることができますが、失った人命だけは取り戻すことはできません。
「私たちは悔しいんです。」
その悲しみを繰り返して欲しくないという思いから、私たちの事業は始まりました。陸前高田市内の津波最大到達地点約170kmに17,000本の桜の苗木を植樹する事業を2011年10月から開始し、今までに2,052本の桜を植樹し育てています。初期に植えた桜の中には、高さ5mを超えるものや横幅10m以上に大きく成長したものもあり、とても感慨深く感じます。
東日本大震災から時間は刻々と過ぎていきますが、日本全体の災害への危機感は日々高まっていると感じています。災害への備えはその時に対処するのではなく、日常から備えておくもの。それは東日本大震災に限らず、自然災害全体を通した被害軽減のための大切なポイントです。
私たちの生活は自然災害に対して時に極めて脆弱なものです。そのことを桜の植樹を通して、多くの方に知ってもらい行動してもらうこと。本年もより多くの方に災害を自分ごととして考えて貰える機会を作っていきたいと思っています。
年末には山形県で大規模な土砂災害もありました。亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。
最後になりましたが、昨年ご厚情を賜りました皆さまに心から御礼申しあげます。
本年も引き続き、ご指導とご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
私たちの桜が陸前高田の復興の先に、地域に根付いたものになるように。そして関わってくださる全国の皆さまにとっても、災害への意識を咲かせられるものになるように。桜ライン311に関わるすべての方にとってご多幸な一年となることを祈念して、新年のご挨拶とさせていただきます。
認定特定非営利活動法人 桜ライン311
代表理事 岡本翔馬 理事・スタッフ一同
【年賀状について】
当事務局からの年賀状の送付は、原則、地域住民の皆さまのみとさせていただいております。本年も多くの皆さまより年賀状をいただいておりますが、いただいた皆さまへのご返礼は、植樹のより一層の進行と活動の意義をお伝えしていくことにて代えさせていただきます。何とぞご理解のほど、よろしくお願いいたします。
おめでとうございます㊗️
春の植樹会、参加させて頂きます。
先日、郡上市の鷲見さんと連絡をとり、今回も一緒に参加する事にしましたのでお取り計らい願います。
改めまして、今年もよろしくお願いします。
菅原正義さま
お世話になっております。
桜ライン311の太田です。
あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
今年も植樹会にご参加いただけますこと、心より感謝申し上げます。
鷲見さまとご一緒にとの事承知いたしました。
植樹担当のスタッフに申し伝えます。
今年も皆さまとお会いできます日を、心待ちにしております。
これからもよろしくお願いいたします。