5月31日まで兵庫県淡路島にて開催中の「淡路花博2015花みどりフェア」。
その中のシンポジウム「阪神・淡路大震災20年 宇宙桜と未来への希望」にて
講演させて頂きました。
2000年に開催された淡路花博。
淡路花博15周年にあたる2015年、淡路花博の開催理念を継承するとともに、
「あわじ環境未来島構想」の取り組みや
淡路島を中心とした本県の多彩な「食」をアピールするために、
淡路島を舞台に祭典を開催されています。
今回のテーマは「人と自然の共生のステージ」。
そのイベントとしてシンポジウム
「阪神・淡路大震災20年 宇宙桜と未来への希望」が実施されました。
会場は淡路国際会議場のメインホール。
関連団体の展示もあり、桜ライン311でも設置を頂きました。
そして講演は宇宙飛行士の山崎直子氏、
「花伝説・宙(そら)へ!」プロデューサーの長谷川洋一氏とご一緒をさせて頂きました。
私のテーマは「陸前高田での活動と未来への継承」。
桜ライン311の活動に触れながら、
災害の伝承と教訓についてお話をさせて頂きました。
阪神淡路大震災から20年、
地域の記憶として色濃く残っていながらも、
経験の無い世代も多くいます。
震災の教訓をどう残していけるのか?
20年前の阪神淡路大震災の教訓が、
どう地域に根ざしているのかは
私たち東日本大震災を経験した私たちにとって
貴重な前例として学ぶべきことが多々あります。
そして震災を経験した私たちだから伝えられることがあります。
会場は淡路の生徒さんたちも多く、
陸前高田市の被害状況から、
震災当時の写真等を多様し出来るだけ、
経験していなくても理解してもらえるものにしました。
質疑応答では高校生さんから一般の来場者まで、
様々なご質問を頂きました。
中には、前日に戻れたらどうしますか?とユニークなものも。
貴重な機会を頂きました、
株式会社淡路夢舞台の皆さまに厚く御礼を申し上げます。
そしてご来場を頂きました600名の皆さまありがとうございました。
淡路花博2015花みどりフェア
主催:淡路花博15周年記念事業実行委員会