2015年3月14日仙台市、第三回国連防災世界会議パブリックフォーラム「東日本大震災における復興祈念公園を考えるシンポジウム」にてパネルディスカッションのスピーカーを務めさせて頂きました。


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2015年3月14日に仙台市を舞台に行なわれた
第3回国連防災世界会議パブリック・フォーラム。
その一つである国土交通省東北地方整備局さま主催、
『東日本大震災における復興祈念公園を考えるシンポジウム』にて
パネリストとして登壇をさせて頂きました。

会場は仙台市シルバーセンター 。
会場には予定を超える200名近い方がご来場されたとのことです。
皆さま、本当にありがとうございます。

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この『東日本大震災における復興祈念公園を考えるシンポジウム』は
昨年秋に閣議決定された復興祈念公園の意味や計画について、
重点を置くべきポイントや、地域における意義等についての考えるためのもの。
冒頭には宮城県有識者委員会委員長の涌井史郎(雅之)さま(東京都市大学教授)、
続いて岩手県有識者委員会委員長の中井検裕さま(東京工業大学教授)による基調講演。

それを受けてのディスカッションは
『復興祈念公園の意義と目指すべき方向性について』として約一時間半。
宮城と岩手のそれぞれの地域での地域活動について触れながら、
有識者委員会の皆さまとの議論となりました。

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錚々たるパネリストの皆さまの前でお話をさせて頂くのは恐縮でしたが、
前半部分で桜ライン311を通して感じる
復興祈念公園の在り方についてお話をさせて頂きました。
私の主な論点は4点。

人が育てるPJTであること。
地域住民と周辺住民(岩手県内)、
今までに訪れてくれた県外/全国の皆さんとの利活用の住み分けと連携が必要なこと。
それぞれのレイヤーの参画と意図を汲める柔軟な場所であること。
そして次の世代がアップデート出来るような参加型の場所であること。

復興祈念公園は様々な要素に配慮が必要な特別な場所。
そして国/県/市という行政単位、
地域住民が密接に関わる、正に「前例のない公園」になります。
参加型のNPOの視点からも組み立てられる部分は沢山あります。
特に利活用や展開に伴う部分は市民活動団体の役割だと考えています。

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まだまだ若輩ではありますが、
引続き有識者委員としてもお役に立てるように
全力で活動を続けていこうと思っています。
貴重な機会を頂き本当にありがとうございました。

主催:国土交通省東北地方整備局

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