津波の到達地点に桜を植樹し桜並木にすることで、
後世に津波の被害を伝えていく。
そのために活動している私どもですが、
私達が最初に植えた陸前高田市高田町の
浄土寺の「カワツザクラ」が4月9日無事開花致しました。
この桜は2011年秋、
最初の植樹会の際に植えさせていただいたものです。
2012年の春にも開花を確認していますが、
その時は元々の自力でも咲くことの出来るタイミング。
今年の開花は、その桜が根を張り、枝を伸ばし
寒い冬を耐えてたことを示すものになります。
ここまで無事に生育していることの安堵感を何より感じていますが、
ご支援いただいた関係者の皆さんに感謝申し上げるとともに、
震災で犠牲になられた御霊への鎮魂の想いです。
偶然にも昨年と同じ日に開花を確認しています。
その際のスケジュールになりますが、23日に開花最大を確認しています。
桜が満開になってくれることを見守りたいと思います。
桜を見に来て頂ける方もいらっしゃると思います。
公共性の高いお寺という場所にはなりますが、
見学に関してはご配慮頂きますようお願い致します。
また桜の周りには保護のため、
柵とロープを張らせて頂いております。
桜はデリケートな気になりますので、
根の周りが踏み固められてしまうと木が弱る原因になります。
乗り越えて中に入る等はおやめ下さい。
ご協力の程宜しくお願い致します。
桜ライン311 事務局
浄土寺は震災で亡くした叔父夫婦、その孫が眠るお寺。そのお寺に桜が咲いた知らせは、とても嬉しい知らせです。
桜ラインの活動には当初から賛同していますが、大変な活動、これからも微力ながら協力していきます。ありがとうございます。
藤本眞美