2015年2月21〜22日、3.loveline実行委員会(岡山県青年団体協議会)さま主催、
青年団/ボランティア/指導者研修会「陸前高田からのMessage」に
パネルディスカッション/ワークショップ講師を勤めさせて頂きました。
3.loveline実行委員会(岡山県青年団体協議会)さまで自主作成された映画、
「Message」に出演をさせて頂いたことから始まった今回のお話。
「あの街の桜が咲けば」の小川監督、岩手県青年団体協議会の泉田会長と三人でお世話になりました。
初日は「あの街に桜が咲けば」の上映と小川監督の講演、
そして「Message」の上映、
最後にパネルディスカッションを約90分。
岡山青年団体協議会さまの震災との関わりから、
当時の状況や今の陸前高田の復興状況。
そして岡山にいながら関わること。
これからの地域防災についてまで多岐に渡る話が展開。
そして夜は懇親会、ざっくばらんな雰囲気の中で、
それぞれの想いや関わりについて様々な意見が飛び交いました。
二次会もあり遅くまで懇親を深めさせて頂きました。
岡山の人たちは本当に熱いですね。
そして翌日は災害対応カードゲーム教材「クロスロード」を使ってのワークショップ。
講師陣はアドバイザーとして参加をさせて頂きました。
災害に対する今の備えをベースとして、
実際どんなところに気をつければいいのか?
災害の地域性と合わせて約3時間講師を勤めさせて頂きました。
岡山市は非常に災害の少ない街。
災害史を見てみても、極端な被害というのはあまり見て取れません。
陸前高田にボランティア出来てくれている皆さんも自分事化した後の
街の人々とのギャップをどう埋めたらいいかとのこと。
私もこうして色んなところに行かせて頂いていますが、
やはり地域的に多いところ、少ないところはやはり有ります。
ただ昨年の広島のようにもともとの発生リスクが低かろうが起きる時は起きます。
陸前高田だってそうでした。
ただ稀に起きることはイメージがしにくいものです。
そしてイメージ出来ないことはなかなか実現させにくいものです。
逆にイメージ出来るものはカタチになります。
そのイメージを持つ為に地域を知ることも大切ですし、
今回のワークショップのように、そのことを知っている人から
教えてもらうことも一つの手段。
ささやかではありますがその一助になれば幸いです。
今度は陸前高田での植樹会での再会を誓って今回は閉会となりました。
やはり二日間だからこそ組み立てられることもある。
大変勉強になりました。
運営の岡山市青年団体協議会の皆さま,
そしてご来場頂きました皆さまに感謝です。
二日間素敵な時間を過ごさせて頂きました。
ありがとうございました。