津波の最大到達地点に桜を植樹し桜並木にすることで、
後世に津波の被害を伝えていく。
そのために活動している私どもですが、
私達が最初に植えた陸前高田市高田町の
浄土寺の「カワツザクラ」の開花を、4月4日に無事確認致しました。
この桜は2011年秋、
最初の植樹会の際に植えさせていただいたものです。
2012年、2013年の春にも開花を確認しております。
暖かい日が続き、昨年よりも若干早い開花となりますが、
今年も元気に花を咲かせてくれました。
ここまで無事に生育していることの安堵感を何より感じていますが、
ご支援いただいた関係者の皆さんに感謝申し上げるとともに、
震災で犠牲になられた御霊への鎮魂の想いです。
2012年は4月9日に開花を確認し、23日に開花最大を確認しています。
満開まであと2週間程度、といったところかと思います。
昨晩の豪雨で少しばかり不安ですが、桜が満開になってくれることを見守りたいと思います。
桜を見に来て頂ける方もいらっしゃるかと思います。
公共性の高いお寺という場所にはなりますが、
見学に関してはご配慮頂きますようお願い致します。
桜の周りには保護のため、
柵とロープを張らせて頂いております。
桜はデリケートな木になりますので、
根の周りが踏み固められてしまうと木が弱る原因になります。
乗り越えて中に入る等はおやめ下さい。
ご協力の程宜しくお願い致します。
桜ライン311 事務局