津波到達点の桜を巡る「桜ライン散策会」初開催!


認定特定非営利活動法人 桜ライン311(代表理事:岡本翔馬(42))は、東日本大震災の教訓を後世に伝えるために、岩手県陸前高田市内の津波到達点170kmに1万7000本の桜を植樹する活動を行っています。

この度、津波到達点に植樹した桜を巡る「桜ライン散策会」を初めて開催いたします。

■ 桜ライン散策会 開催概要

開  催  日:2025年4月12日(土)
時  間:午前9時30分~正午(予定)
集合場所:陸前高田市まちなか広場・交流施設ほんまるの家の前
参  加  費:無料
定  員:12名(事前申込制)

■ 散策会実施の背景

桜ライン311は、震災の記憶を未来へつなぐため、2011年から陸前高田市の津波到達点に桜を植樹し、防災・減災意識の向上を図る活動を続けています。現在までに2,370本の桜を植え、復興が進む街に春の彩りを添えてきました。
しかし、震災から14年が経ち、街のかさ上げ工事が終わったことで、津波到達点が分かりにくくなっています。そこで、咲いた桜に想いを寄せることで震災の記憶を風化させず、防災・減災の大切さを考える機会を提供するため、本イベントを企画しました。

■ 散策会の内容

・本丸公園下の桜ラインを散策し、浄土寺を見学・参拝
・モビタ(時速20kmで走る電気自動車)に乗り、アバッセたかたから発酵パークカモシーまでの桜ラインを巡る
・参加者同士の交流を通じ、震災の記憶と防災・減災意識の向上を図る