桜ライン311プロジェクト応援マップを更新ー東日本大震災の津波の到達点に2,370本の桜を植樹ー


東日本大震災の津波到達地点にサクラの木を植える活動を展開する、認定特定非営利活動法人桜ライン311(所在地:岩手県陸前高田市高田町字大隅93-1 高田大隅つどいの丘商店街12号、代表理事:岡本翔馬)は、株式会社ONE COMPATH(ワン・コンパス)様から制作をご支援いただき「桜ライン311プロジェクト応援マップ」の最新版をリリースいたしました。2025年3月31日までに植樹された合計2,370本の桜が、応援マップ上に掲載されています。

【桜ライン311プロジェクト応援マップとは】
URL:http://www.mapion.co.jp/feature/eq2011/sakuraline311prj.html

株式会社ONE COMPATH(ワン・コンパス)様からご支援いただき、2012年4月より提供が始まったサービスです。陸前高田市のマップ上に、これまでに植樹した桜が絵で配置されており、品種や樹齢、植樹地の標高などを掲載しています。津波がどこまで来たのか、視覚的に残せる応援マップは「津波被害を後世に語り継ぐ」うえで、重要な役割を果たすと考えています。

【株式会社ONE COMPATH(ワン・コンパス)様よりコメント】

今回は、2025年3月までに植樹された2,370本の桜のデータを「桜ライン311プロジェクト応援マップ」に反映させていただきました。震災から14年、陸前高田に植えられた桜は年々成長し、春の訪れを美しく彩っていることと思います。
先日の陸前高田市や大船渡市での山林火災は、自然災害の予測困難さと日頃からの備えの重要性を改めて感じさせました。この「応援マップ」が震災の記憶を風化させず、様々な自然災害に対する防災・減災意識を高める一助となることを願っています。特に震災を直接知らない世代にとって、災害への備えを考えるきっかけになれば幸いです。
桜ライン311の皆様の活動に敬意を表し、今後も応援を続けてまいります。