小友(おとも)町には源義経にゆかりのある熊野神社があります。
源義経の家臣だった佐藤藤太が、武運長久祈願のため小友の腰廻地区に開基したのが熊野神社で、開基の際に義経より寄進されたという鎧の一部が残されているそうです。
また義経と言えば奥州藤原氏とのつながりも深く、藤原秀衡の奥方から寄進された薬師金仏や菩薩座像、弁慶の法螺貝なども宝物として大切にされているそうです。
社はとても小さいですが鳥居をくぐり境内からは矢ノ浦漁港が一望できます。
そして、宮司さんは桜ライン311の地権者さまでもあり、登り口には2012年に植樹された当団体のシダレザクラもあります。
矢ノ浦漁港の急斜面にも、桜ラインの植樹がされているので数十年先の春には桜色のラインが望めることでしょう。
矢作彩子